2017.02.11
お米屋さんの自転車

年季の入ったお米屋さんの自転車。

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お父様が90歳で亡くなる5ヶ月前まで乗っていらしたとのこと。

長い年月もの間、街のお米屋として活躍したきたであろう歴史の重み、

貫禄に圧倒されそうになります。

昔のお米屋さんは、暮れになるとお餅の配達もあり、

小さい頃は自転車を押して配達のお手伝いもしていたそうです。

この【思い出の自転車】を大切に乗りたいと、

千輪に整備に来てくださったのでした。

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思い出の自転車ですから

使えるパーツは交換しないで、

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ひたすら磨くことに。

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スポークも一本いっぽん丁寧に(数本交換しましたが)。

千輪史上、一番磨いたかな?

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壊れたカゴやライト、ベル、

消耗品のタイヤやチェーンは新しいものに交換。

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最後にしっかりと点検・調整して整備完了っ!

磨いた分だけ愛情が深まるもので、

僕にとっても想い出深い自転車になりました(^^)

僕のものじゃないけど

お渡しするのがちょっぴり寂しい。。